ご挨拶


甲南ラグビー部100周年記念事業に対する寄付金ご支援のお願い



会員の皆様におかれましては、平素より甲南ラグビー部OB会の活動に多大なるご理解とご支援を賜り、厚く御 礼申し上げます。

さて、甲南学園におけるラグビー部の創部は、1924年(大正13年)、当時開設された7年制高等学校でラグビーと いう男らしいスポーツに憧れた数名の学生有志によって、初練習を行ったことが起源とされております。また甲南学園創立者である平生釟三郎先生が、イギリス、ロンドンを訪れた際に見たパブリックスクールのスポーツを 通した徳育と体育、知育を柱とした教育に感銘を受け、取り分けラグビーと言うスポーツに心酔したと言う話は 周知の事実でもあります。日本ラグビーフットボール協会の設立が1926年と言う事ですから、甲南も、日本ラグ ビーの黎明期からその発展を支えてきた古豪の一校という事になります。また甲南ラグビー部は創部以来、中学校から大学まで一貫して「臙脂・白」色の同じジャージで公式戦に臨む姿に象徴されるように、中学・高校・大学を 通して共有された重みある伝統を守りながら歴史を積み重ねて参りました。
これからもこの伝統が、未来永劫引き継がれますよう、OBと現役の絆を大切にして参ります。

世界のラグビーが、ルール改正や制度の変更で、より激しく、より早いプレーが増加し、日本おいても選手の大型化、競技の高度化が加速度的に進んでいる事実を目の当たりにしている現在、甲南ラグビー部の競合校において も、特に大学レベルにおいては、プロコーチの採用、科学的なトレーニングや専門的な栄養学に基づく食事管理、 綿密なデータ分析などは、今や当たり前の時代となりました。
この様な大きな環境変化が起こる中、甲南ラグ ビー部も100周年を迎える訳ですが、本書面をもちまして、100周年記念事業の実行と甲南ラグビー部の益々の発展の為に皆様方からの寄付を募らせて頂きたく、ご協力の程、衷心よりお願い申し上げます。

100周年実行委員会と致しましては、甲南ラグビー部100年という伝統の重みを再認識するとともに、この伝統 の更なる強化を図り未来に受け継がれることを主眼に行動を致します。また、それぞれのOB会が元々掲げる「会員相互の親睦と甲南ラグビー部の強化発展を図る」という活動目的に立ち返り、以下の2軸をスローガンに、記念事業の準備を進めて参ります。


甲南ラグビー部
中高OB会会長 川口武
大学OB会会長 萩山謙二
100周年記念実行委員長 長手幹雄

現役強化に直結する施策

大学部においては、部活動の環境改善を目的として、OB理事会の承認の上、部室内のロッカールームを新調・ 導入致しました。(現役学生からの少しでも早い本施策への期待値が高かった事から、寄付金募集活動よりも 先行して実行致しました。) 更に、パフォーマンス向上と怪我の予防を目的としたトレーニング専門コーチ への委託費用の一部をサポートしてまいります。
又、高校・中学においては、アンドリュー・マコーミック氏(元日本代表主将、東芝などで活躍)をテクニカル コーチとして迎え主に中学部の強化に主眼をおいて指導体制を形成します。加えて、大学との合同練習の機 会を増やす為の施策や、食事・安全管理での援助など様々な形でサポートして行きたいと考えております。

Our Office

次の100年に向けた甲南ラグビー部の永続的発展

文武両道の人材的・継続的な輩出を目指すと共に、大学・高校・中学の一貫校の強みを生かした伝統の再強化 を図りながら永続的な発展も実現するべく、甲南ラグビー部内外の縦横連携体制の再構築、強化も図って参ります。

Our Office

甲南ラグビー部100周年 特別協賛

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